◆サプライチェーン・セキュリティ対策
  米国関税局の新たなセキュリティスキーム(C-TPATとCSIについて)
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中国CSI参加について基本的に合意
2002/10/28

  • 10月25日、中国が、原則としてCSIへ参加することを表明した。テキサス州クロフォードにあるブッシュ大統領の農場で、ブッシュ大統領および江沢民主席から発表された。米国関税庁のプレスリリースによる発表内容は、「原則として参加(China is joining in principle)」という内容にとどまっており、具体的なスケジュールなどは発表されていない。米国関税庁プレスリリース:

    www.customs.treas.gov/hot-new/pressrel/2002/1025-01.htm

  • 同日付けJournal of Commerce紙によると、Shanghai、Shenzhen、Qingdaoの3港がCSI参加の対象となっており、2001年1年間で3港合計1500万TEUのコンテナを積み出している。
  • 今回の発表により、20大港のうち14港がCSI参加を表明したことになる。アジアではこれまでにSingapore、Hong Kong、東京、名古屋、神戸、横浜が参加表明しており、韓国の釜山は来月にも参加表明すると言われている。
  • マレーシアもCSI参加に向けて米国政府と協議中であり、マレーシア政府は参加について積極的な意向にあるとことを表明しているものの、合意署名にいたっていない。これはマレーシアのKelang Tanjung Pelepas港が米国向けコンテナ積出し20大港に入っていないことから、米国側がまず20大港の参加表明に集中しているからであるとの説明がなされている。


以上


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