1.米国国土安全保障省税関国境保護局(CBP)は2002年通商法事前申告のファイナル・ルール案を11月20日付けでリリースし議会に報告しました。これはファイナル・ルールが発表される15日前までに議会へ報告することを義務付けられているからです。CBPによれば、ファイナル・ルールは12月5日にフェデラルレジスターで正式に発表される見通しとのことです。下記CBPウェブサイトをご参照下さい。
http://www.cbp.gov/xp/cgov/import/communications_to_industry/advance_info/
2.プロポーズドルールとの差異
輸入貨物:事前申告タイムフレームについては何等の変更もありません。すなわち海上貨物については依然として外国港での積込み24時間前のままです。
輸出貨物:海上貨物では、「出発の24時間前」から、「貨物積込港からの出発の24時間前」に変更されました。鉄道については、「出発前で機関車接続の4時間前」から「2時間前へ」短縮されました。ただし、AMSのリデザインプロジェクトが完了するまでは現行の輸出報告規則が適用されますので、輸出についての事前申告の実施は来年のいつになるか不明確です。
3.CBPが議会へ報告したファイナルルールのエクゼクティブサマリーがウェブサイトで公開されています。下記アイコンをクリックして下さい。
仮訳 →
02final-2.pdf(29KB)
以上