※こちらのセミナーは既に終了しております。
サプライチェーン・セキュリティ強化を目的としたコンプライアンスプログラムを実施し、優良と認められた企業について迅速な通関等のベネフィットを与えるとする米国のC-TPATプログラムには既に一万を超える企業が参加しています。当組合員企業の米国法人でも多くがC-TPAT参加企業として認定されており、最近では米国検査官による日本国内の事業所への実地調査(Validation)も報告されております。しかしながら、C-TPAT管理基準、申請から認定、実地調査までの対応方法等に関する具体的な情報は極めて乏しいのが実状です。このため、当組合では、C-TPATの実務対応に詳しい弁護士を米国より講師に迎え、下記によりC-TPAT実務セミナーを開催することといたしましたので、ご参加下さいますようご案内申し上げます。
ご出席ご希望の方は、下記により当組合ホームページからお申込み下さい。
敬具
1.日時: 平成18年2月1日(水)13:30~16:30
2.場所: 全国社会福祉協議会 灘尾ホール 新霞ヶ関ビル1階
会場地図
http://www.shakyo.or.jp/jncsw/access.html
3.テーマ: C-TPATへの対応(申請から認定、実地調査まで)(逐次通訳)(セミナー・プログラム参照)
4.講師: ロバート・ピザーニ弁護士、マイケル・ロール弁護士 Pisani & Roll 法律事務所
5.参加費用: 組合員 3,000円 非組合員 10,000円 (組合員優先)
6.申し込み方法
①
当組合ホームページ(http://www.jmcti.org/jmchomepage/semminar/index.htm)からお申込み下さい。
②
申込締切日:平成18年1月25日
③
お申込は先着順で定員(200名)になり次第、締め切らせて頂きます。
④
受付後、受講票、会場地図、請求書を郵送いたします。(開催日間近の受付は、FAXにて受講票を送付する場合もあります)
⑤
キャンセルされる場合は1月27日(金)までにお知らせ下さい。それ以降のキャンセルにつきましては参加費をご請求いたします。
7.本件問合せ先
部会・貿易業務グループ 橋本(電話:03-3431-9800)
8.セミナープログラム
パート1 C-TPAT参加手続の概要と最近の動向
- C-TPATの概要と現状
- C-TPATプログラムの基礎とベネフィット
- C-TPAT参加手続 - 適格性
- C-TPAT参加企業数(業種別)
- C-TPAT参加申請前(MOU提出前)に企業がすべきこと
- C-TPATセキュリティ・プロファイルの準備と内部セキュリティ審査
- C-TPAT認定の取得とベネフィット(Tiered Benefit)
- CBPが申請者のセキュリティ・プロファイルを拒否した場合どうなるか?
インターミッション
パート2 C-TPAT 実地調査(Validation)
- 実地調査の基礎 ― 米国内事業所 及び 海外事業所への立入
- 実地調査を受けた企業数とCBPの実地調査チームの構成
- 海外事業所に対する実地調査準備
- CBPによる実地調査レポート - C-TPATベネフィットとの関係
パート3 C-TPAT 事例紹介
- 企業のセキュリティプロファイル作成に際して共通して見られる誤りと訂正
- ビジネス・パートナー要件を満たすための企業のアプローチの事例
- Tier3ベネフィットを獲得するための企業の戦略
パート4 サプライチェーンセキュリティの最近の動向
- 国土安全保障省トレードシンポジウム2005について
- WCO(世界税関機構)の「規準の枠組み」について
※セミナープログラム内容については、一部変更されることもあります。
9.講師プロフィール
profile.doc
ロバート J.ピザーニ弁護士
Pisani & Roll法律事務所パートナー、ワシントン特別区、フロリダ州弁護士
- 米国関税法、税関実務、コンプライアンス関係に精通する。
- 米国関税庁(Customs Service)の上級弁護士(シニア・アトーニー)として多くの関税法違反事例を処理するとともに、税関近代化法に関する関税庁スポークスマンを務め、またC-TPATプログラムの基本コンセプトである“リーズナブル・ケア”チェックリストを作成。
- Journal of Commerce誌により、米国産業界リーダーのトップ100人に選ばれる。
マイケル E.ロール弁護士
Pisani & Roll法律事務所パートナー、カリフォルニア州、イリノイ州弁護士
- 米国関税法、税関実務、通商関係に精通する。
- とりわけNAFTA、特恵関税(GSP)、CBI(Caribbean Basin Initiative)等に係る優遇措置の取得、税関監査に精通している。
- 発表論文も多数。
以上