EUにおける貿易・投資上の問題点と要望

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24. 法制度の未整備、突然の変更
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
日商
(1) クロスボーダー合併手続の煩雑 ・企業グループ内の組織再編のための欧州のクロスボーダーの合併手続き(欧州海外ドイツ法人の英国支店化の実施)が煩雑で時間がかかった。 ・手続きの簡素化を希望する。 ・EUのクロスボーダー合併規則
日機輸

(2) 法規制関連の発行遅延 ・RE指令がすでに施行されているにも関わらず、欧州委員会によるガイドラインが発効されていない。
→改善あり(発効済み)
旧R&TEE相当の整合規格がOfficial Journalで公表されていないため整合規格を用いた見做し適合が行えない状況にあり、リスク分析による評価負荷が大きい。
RE指令の整合規格としてEN55035が掲載されたが、EMC指令の整合規格は更新されず、必須要求レベルであるEMC指令レベルとするイミュニティ要求に不整合が発生している。
遅れている整合規格の発効予定が知らされておらず、突然のOfficial Journalへの掲載に対応が難しい。
→改善なし
・新EMC指令がすでに施行されているにも関わらず、欧州委員会によるガイドラインがドラフトのままで、正式版が発行されない。また、整合規格の一部がOfficial Journalから漏れている。
・殆どの整合規格がOfficial Journalで公表されていないため、従来、自己適合宣言が認められている機器にNotified Bodyによる評価が必要となっている。Notified Bodyの評価に不要な費用と手番が発生している。
・RE指令、LV指令ならびにEMC指令の整合規格と足並みを揃えて発効することを強く望む。
・特に、RE指令の整合規格の発効予定の通知を望む。
・至急、欧州委員会によるガイドラインの発行と漏れている整合規格を追加した修正版の発行。
・整合規格の発効遅延に伴い、R&TTE指令からRE指令への移行期間を1年延長するよう希望する。
・2014/30/EU
・2014/53/EU
・2014/35/EU
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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