イラクにおける貿易・投資上の問題点と要望

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24. 法制度の未整備、突然の変更
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸

(1) 法制度・規則の突然の変更 ・イラク中央政府やクルド自治政府がそれぞれ個別に規定するトラック、バスに関する仕様上の法律、規則内容や安全基準に関する内容が突然変更、施行する旨の通知が発行されるケースが少なくない。
例えば、クルド自治政府計画省傘下のKSQCA(Kurdistan Standardization and Quality Control Authority)は、バスにエアバッグを要求してきているが、バスにエアバッグを義務付けるというのは現実的ではない。またKSQCAは公式文書なしに、口頭ベースで法規変更をしており、混乱が生じている。
・実施に当たり、事前にサプライヤーの意見を確認する場を当局に設けてほしい。
・加えて、当局からの事前内容説明や実施にあたっての猶予期間の設定を要望したい。
・イラク内において、中央政府とクルド自治政府の別個の規則となっているが、何とか規則の統一を検討願いたい。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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