ナイジェリアにおける貿易・投資上の問題点と要望

<-BACK
本表の見方
 
26. その他
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
(1) 治安問題 ・首都アブジャ、並びに商業都市ラゴスにおいても日本政府の危険度ランクは2となっており、一部日本企業では、出張もなかなか困難な地域と位置付けられている模様。又、危険度3以上の地域も半分近くを占めているものと思われ、ナイジェリアでのプロジェクトの推進においては、治安の問題が一つの大きな懸念材料と言える。 ・アブジャ及び、ラゴスでの治安の改善がまずは必要(日本の交番制度の様なものの導入も、一つの改善の為の施策となり得るかと思われる)。将来的には危険度2以上の地域を減少させるべく、ナイジェリア政府のその政策に期待したい。
日機輸

(2) 未発達なインフラ ・電力や交通網等のインフラが未発達となっている。停電が頻発しており、住居の他、製造業等においては、自前のゼネレーターの設置なくしては企業活動に支障を期す状況となっている。産業多様化推進への協力を検討しているが、電力コストが高くならざるを得ない状況で、最終製品へのコスト転嫁となり、競争力のある製品ができない状況となっているものと考えられる。
又、交通網の未発達からラゴスでの渋滞が著しく、移動にはかなりの時間を要する状況。経済活動に支障を期たしている。
・日本のODAの増強等により、交通網の整備(道路建機のSupplyやAGT案件の推進)、並びに発電案件等への協力が期待される。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
<-BACK
本表の見方