モンゴルにおける貿易・投資上の問題点と要望

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12. 為替管理
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
(1) 外貨建外貨払い禁止措置の不遵守 ・法制上、国内における外貨建and/or外貨払いは禁止されているにも関わらず内資企業においては順守しておらず、法令順守を行っている当社事業会社の競争力が著しく落ちている。また、所轄官庁においても内部で解釈が違い、かつ属人主義的な解釈で実質規制されていない。 ・法令順守の徹底。
日機輸

(2) 為替予約制度の不在 ・モンゴル(通貨:トゥグルグ)では、為替予約制度が無い為、輸出入時における商品の売買価格が常に変動し、為替変動リスクの影響を大きく受けている。同一商品であっても、購入時期の差で購入価格が異なり、結果として、売買収支や顧客の販売価格を安定することが困難な状況にある。 ・為替変動リスクをミニマイズし、顧客への価格を可能な限りワンプライスでお届けするためにも、為替予約の金融商品導入を検討いただきたい。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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