アルジェリアにおける貿易・投資上の問題点と要望

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23. 諸制度・慣行・非能率な行政手続
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
日商

(1) 行政手続きの遅れ ・官僚制による手続きの遅延・長期化。
・全般的に行政手続きが遅い。行政に横の繋がりもない。この為、申請者の許認可取得遅延を招く。具体的には、弊社リエゾンオフィス登録更新手続きに約半年もの時間を要した。これに伴い、現地駐在員のWork Permitの取得も会計年度を跨って大幅に遅延した。
・縦割り行政で物事が決まるまでの効率性が非常に悪く、時聞が掛かる。例えば、労働許可更新申請を雇用局へ提出しても期日内に適切な対応がなされず労働許可有効期日が過ぎてしまい、このことで労働監督局が不法就労を理由に申請者を裁判所へ告訴し、刑法裁判で罰金刑を科せられたことがあった。また、行政担当者が決定責任を事前に逃れようとするため、特に重要な決定事項について何も判断を下さずに保留する、あるいは役所の中で盥回しにすることもあり、この様な無責任体質が行政のスピードの遅さの要因の一つとも言える。申請した案件については継続したフォローを頻繁に行わないと、何の進展も得られない恐れがある。
・官僚制による手続きの複雑化・長期化を回避するべく、政府間レベルでの対話を促進頂きたい。
・スムーズな行政手続きを切望。
・行政システムの効率性。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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