エクアドルにおける貿易・投資上の問題点と要望

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9. 輸出入規制・関税・通関規制
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
(1) 輸入品に対する重量課税 ・輸入品に対する重量課税(追加関税の一種)がある。貨物(関税区分コード)毎に定められた単位重量に輸入通関時の貨物総重量を乗じたものに、10セントを乗じた金額を賦課するもの(輸入通関時貨物総重量×単位重量×10セント)。
改善点:規制が公表された当初、単位重量が現行の10倍で設定されており、輸入コスト増加インパクトが甚大であったものの、その後現在の単位重量(当初の1/10)に落ち着き、インパクトは軽減された状況。
・制度の前触れのない通知、及び前提条件の頻繁な変更・修正については、混乱を招く可能性が高いため、慎重な対応を検討頂きたい。
・貨物に一律賦課される公平な税制ではあるものの、輸入コスト増加が経済成長の足かせになる可能性は否定できず、慎重な制度設計を検討頂きたい。
・官報第115号(2017年11月8日発行)
・税関規則 : SENAE-SENAE-2017-0002-RE(M)(2017年11月13日発行)

日機輸

(2) 印刷物の輸入禁止 ・輸入規制の中で、カタログ等販促用の各種印刷物(Products of the printing)の持ち込みが禁止されており、輸入者にとり大きな負担となっている。 ・各種印刷物の輸入禁止の撤廃を求める。 ・Import Restrictions
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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