アラブ首長国連邦における貿易・投資上の問題点と要望

<-BACK
本表の見方
 
9. 輸出入規制・関税・通関規制
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日鉄連
(1) 原産地証明の必要 ・2003年1月1日よりGCC(湾岸協力会議)諸国(UAE、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビアの6カ国)の産業保護育成のため、政府の発行する原産地証明が必要。 ・制度の撤廃ないし手続きの簡素化。
    (対応)
・2003年1月1日、GCCは関税同盟を正式に実施した。UAEは、GCC関税同盟に基づく義務の一部として、第三国からの輸入に関して他のGCC加盟5ヶ国と同一の非特恵原産地規則を適用する。GCC原産は、GCC加盟国で全体が生産又は製造された物品及び国内付加価値が40%以上となる物品について与えられる。
時計協

(2) 税関での水際取締にかかる問題点 ・UAEは中近東におけるハブ港である。税関検査は、UAE国内貨物のみしか行なわれない。 ・トランジット貨物を含めた差止めを望む。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
<-BACK
本表の見方