メルコスールにおける貿易・投資上の問題点と要望

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9. 輸出入規制・関税・通関規制
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸

(1) 高輸入関税 ・高い関税率(エアコンで17%)及びフエゴ島フリーゾーン生産品への優遇税制(法人税35%免除、付加価値税21%免除)のため輸入販売が困難な状況。改革開放政策が進むものの実態がまだついてきていない。 ・日・メルコスールEPA交渉の交渉促進。
    (対応)
・2018年7月23〜24日、第21回日本ブラジル経済合同委員会開催(於:東京、日本の経団連とブラジルの全国工業連盟(CNI)主催)。日メルコスールEPA早期締結の必要性で一致。
・2019年7月29日〜30日、第22回日本ブラジル経済合同委員会が開催された(於:サンパウロ)。双方は、日伯両国は経済・産業協力をさらに拡大する大きなポテンシャルを有するとの点で意見が一致した。双方は、日メルコスールEPAに関する早期の共同研究会の設立もしくは交渉の開始に向けた政治の強力なリーダーシップの発揮とコミットメントを期待する。また、日伯経済界はEPA実現に向けて引き続き官民で対話を行っていく。
−日メルコスールEPAに向けた共同声明(経団連)(http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/061.html
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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