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カンボジアにおける機械産業の生産・販売環境
~南部経済回廊の要衝として成長するカンボジア ~タイ・プラスワン、チャイナ・プラスワンとしての展望~
◆著作者等:
◆発行年月:
2015年 3月 31日
◆体  裁:
A4 116ページ
◆頒布価格:
一  般 : 3000円(消費税込、送料別)
会員企業 : 1000円(消費税込、送料別)
◆在  庫:
在庫切れ
◆問合せ先:
大阪支部 TEL:06-6252-5781
メールでの問い合わせ:書籍・報告書専用フォーム



 カンボジアは1970~80年代の長期にわたる戦乱で大きな損失を出したが、2000年以降は政情も安定し、2004年から2007年にかけては経済成長率(実質GDP成長率)が4年連続で10%を超えた。2009年にはリーマンショックに端を発した世界的な経済・金融危機の影響を受けて一時的に停滞するも、2010年以降は再び6%を超える成長率を維持している。これまで同国の高成長を牽引してきたのは、観光業を中心としたサービス産業と、欧米向けの輸出拠点として成長した縫製・製靴業だったが、近年は自動車や電気電子機器の一大生産拠点である隣国タイの補完的役割を担い、部品産業を中心に海外からの直接投資額が増えている。物流インフラや電力等、同国の産業基盤はまだまだ脆弱であり課題は山積しているが、一方、アセアン経済統合の進展を見据えて生産体制の再編が進む中、安価で若い労働力や外資障壁の低さ、安定的な政治、そしてタイとベトナムに挟まれアセアンの中央に位置する地理的条件等は、近年、新たな投資先としての同国の可能性を高めている。
本書はカンボジアにおけるビジネス環境の実態と今後の見通し、また、タイの分業、補完的役割(タイ・プラスワン)を担い成長する製造業の可能性、さらにアセアン経済共同体(AEC)の進展とともに期待される拡大消費市場としての可能性について分析するとともに、日本企業のアジア戦略におけるカンボジアの位置づけ、活用方法についての提案をまとめたものである。

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●目  次

第1章 マクロ経済の動向
第2章 投資環境関連制度
第3章 各産業の市場動向及び生産概況
第4章 ASEAN域内で進む経済統合と「タイ・プラスワン」の動き
第5章 進出企業のビジネス戦略とわが国機械産業の事業機会

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